ムーンベースは月面基地

ドラマの感想を主に書いてます。

紙の月 第1話 感想

「名前のない金〜まじめな主婦がなぜ一億円を横領したのか?」 

ドラマ10のドラマを見ていると、こういうものをドラマというのだろうと思うけど、
宝くじに翻弄されていく以前のミチルのようなストーリーになってもいて、なんで横領してしまったのか、
何一つ不自由ないと思われる主人公が、とんでもないことになっていく物語に、やはり、引き付けられてしまったみたい。

コミカルなストーリーや、他のよくあるドラマを団子に例えると、工場で製造されて、スーパーに並んでいるようなものだけど、このような粛々と進められていくドラマは、地元に店をかまている甘味処というかんじだ。
味がまったく違う。
粛々と進められる味わい深いドラマがやはり、見たいものだ。
次から次に出てくる工場の既成品のような添加物がいっぱいなドラマが、やはり最近は多いのもちょっと考え物かも。
シリアス、コメディなどジャンルがあるけど、こういうドラマをシリアスとすると、既成品的なドラマは、なんというのだろうかと、ちょっと考えてしまう。

というわけで、ドラマについて前々から思うことに、ちょっと触れみたけど、ドラマ10はそういう意味でも貴重な枠なのかもしれないなぁ~と、前作の「真夜中のパン屋さん」も、(再放送されている)もしかして面白かったのではないかって気もしてきた。

やはり主人公の抱える生い立ち的なものに、絡んでくると思われるけれど、
箱入り娘の状態だった梅澤梨花原田知世)の、学校時代の寄付エピソードが、
全てを表してもいたようで、人に必要とされたいという主人公の思いがしっかりと、1話では描かれてましたね~。

夫にとって必要とされているのだろうか?仕事でも、もっと必要とされる人間になりたいと、痛いくらい梨花の思いが伝わったけど、、自分を直視してくれる青年に心が動揺してしまうのも不思議ではなかったなぁ~。
恋は盲目状態になってしまったがゆえにでも、、断然OKなストーリーだと思う。
自分が必要とされているのかと、もがいて苦しんで、はちゃめちゃになっても、これがドラマってものでしょう。
主人公を応援したくなるドラマになってきたというと、語弊があるとしても、そのぐらいがドラマというものなのかもしれません。
岡崎木綿子(水野真紀)と中条亜紀(西田尚美)が、梨花に思いを馳せる場面もよかったけど、岡崎を演じる水野さんも、一癖ありそうな個性的な役柄で引き付けられたこともあり、思いのほか面白そうなドラマになっていてよかった。